これでわかった!お金のお話

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こんにちはだいごです。

お金は誰にとっても悩みの種ですよね。

でも学校ではお金については何も教えてくれないし、お金を稼ぐにはいい学校を出て働けと普通は言われますよね。

でもどうしてお金を稼がないといけないのでしょうか?

生活のため、欲しいものを買うため、幸せになるため、国民の三大義務(教育・勤労納税)のため?

と、投げかけておきながらまだ僕にはこれに対する明確な答えを持ち合わせていません。答えは人それぞれであり稼げるに越したことはないというのは僕も同意です。

お金の3つの機能

元来お金というのは、物々交換から不平等が起こらないように価値を数字で表し、同じ価値だけのものを交換するための代替物として生まれました。

お金の3つの役割

  1. 価値交換機能
  2. 価値保存機能
  3. 価値尺度機能

資本主義の台頭

経済学の教科書やFPのテキストを開けば大体、お金(貨幣)の3つの機能として今でもこのように書かれています。

しかし、私はこの考えは古いと思います。その理由をこれからお話していきます。

3つの機能からわかることは、元々お金には何かしら価値を裏付けるものがあるということ。

ではこの価値をはかるものとはいったいなんでしょうか?

それは労働です。

商品を作るためにどれだけの労働が費やされたかがすなわち価値になりました。

野菜を育てて売る、家を建てて工賃を貰う等々かつては労働がそのまま価値=お金になりました

これが、長い時間をかけて資本主義が登場し資本家が労働力を搾取するようになります。

労働者は労働に対する賃金を受けとります。これが一見、労働の対価としての賃金との等価交換のように見えるのです。

しかしあなたが実際に生み出している価値が賃金以上であれば、その差分が資本家の取り分となります。

従って、資本家からすれば、定額使い放題で働けば働いてくれるほど儲かるという仕組みだったのです。

僕達は普段何気なく働いているだけなのですが、生み出している価値から賃金を差し引いた差が搾取されていくことで資本家と労働者の差は開いていく一方です。

これが超絶単純化した資本主義社会の仕組みです。

このままじゃダメだと気づき始めた人たち

これまで僕達はお金を稼ぐためには

「いい大学を出て、いい会社に入って働け」

と、盲目的に言われてきたのですが、確かにバブル世代やリーマンショック前みたいなラッキーな時代に職を得ることができた人たちは「その通りだ」と首を縦に振るでしょう。

でも就職氷河期と呼ばれた世代や、リーマンショック後ではどうでしょうか。

結局、僕達一般の労働者は会社に依存し、その時の社会情勢等に振り回されて、都合が悪くなれば会社から捨てられるのがオチなんだということを何度も学んできました。

このままじゃ駄目だと皆が気づき初めていますよね。僕の周りでもそうです。
今の労働力の対価としての賃金では人生の貴重な時間、精神、体力、お金をすり減らしていくだけだと。別の何かが必要だと。

でもどうやって

だから今こそきちんとお金の勉強をしなければなりません。

古来お金は元々別の物(金等)を価値の裏付けとして機能していたものが、今や中央銀行の意向で自由に発行できてしまうようになった。

これによって価値の裏付けが信用というとても曖昧なものになってしまいそれが資本主義を加速し貧富の差を拡大させた。

さらに詳しいお話はこちらをどうぞ

10分で読む資本論

r>g

ピケティの言葉で言えば『r>g

これはどういうことかと言えば、お金が増えるスピード株等の投資による利益労働によって生み出すお金より大きいということ。
勤続年数に伴う年収の増加率とに金融資本の増加率とどっちが早いでしょうか。

簡単な例を挙げてみます。

例えば、S&P500に投資していたとすれば、過去30年間の運用した場合、その利回りは年率9.8%という10%に迫る数字になります。

S&P500のチャート画像

これがどれくらいすごいのか分かりやすく言えば、貴方の年収は毎年10%上がっていますか?

300万だったら翌年330万に

600万だったら660万に

しかもこれ、年率なので複利で増えていくことになります。

300万が翌年330万に、2年後には330万円が10%アップし363万円に…という風に

勿論これはものすごく単純化した例なので、一年ごとにみればマイナスとなることもあります。しかし平均すれば9.8%というのは驚くべき数字です。

これがピケティの『21世紀の資本』の中で述べられている『r>g』を簡単に説明したものです。

今の時代、あなたが働くよりもお金が働いた方がお金を生んでくれるということです。

投資をしないことのリスク

「でも、投資って今も言ったようにリスクがあるでしょ?」

と疑問に思う方もいるかもしれません。

日本の家計における資産構成を見てみると依然として現金預金が50%を超えています。

現金預金は安全だと思っていますよね?
しかしそれは大きな間違いです。

現金預金であればリスクがないと思っているのは何故でしょうか?

先にみたようにお金というのは何かを価値の裏付けとしているのでした。

ということは、例えばあなたが100万円持っていて100万円の車を買えるとしましょう。

「でもいきなり全部使うのはあれだし、銀行に預ければ金利もつくし、しばらくしたら値段が下がるかもしれないから少し待ってみよう。」

と考えます。

1年後、政府が目標としていたインフレ目標2%が達成されました。

インフレーションというのは簡単に言えば物価の上昇です。

これによって1年前に100万で買えた車は102万円出さないと買えなくなります。

そこで、あなたが銀行に預けておいた100万円が今いくらになっているのか見てみましょう。

銀行に預けたとき、なんとあなたはラッキーにも0.3%の金利が付いていました。今では考えられない高金利です!

その結果あなたの100万円は100万と3000円に増えていました!

これは本当に増えたと言えるのでしょうか?

だって、1年前に買えたはずの車は買えなくなっています。

つまり現金預金として保有していたためにあなたのお金は相対的に目減りして少なくなっているのです。

これが投資しないことの一つ目のリスクインフレリスクです。

まだあります。

二つ目は為替リスクです。

為替リスク画像

海外の話なんて関係ないと考えていませんか?

例えばあなたが買おうとしていた車が外車だったとします。

100万円で買えた時では1$=100円だったとしましょう。

今の為替レートを見てみるとだいたい1$=110円です。

つまり、

1万$=100万円だった車が

1万$=110万円出さないと買えないようになってしまっています。

相対的に円の価値が下がったのでこれを円安といいます。
逆に2012年くらいの時みたいに1$=80円になっていれば80万円で買えたということです。相対的に円の価値が上がったのでこれを円高といいます。

円安と円高は間違えやすいのですがこの例でよくわかると思います。

このように、日本の円が外貨と相対的に常に価値が変動しています。これを為替変動リスクといいます。

1$=100円の時に比べたら、今の日本の1$=110円というのは10%も円の価値が下落しているということです。

何気なく持っている100万円という口座の額面上の数字には変わりがないのでこの価値の変化にはなかなか気づくことができません。

投資しないことのリスクは他にもあります。
増税リスクです。

消費税はこれまで3%、5%、8%と来て、2019年現在10%になろうとしています。消費税率は25%アップ

増税は永続的なインフレと同じです。

消費税率が8%から10%になれば、物価はそのままでも消費税を含めた現実的な購入額でみれば1.85%インフレすることになります。

ではあなたの預金の預金金利はいくつでしょうか?

なんとラッキーにも0.3%もついていました。

ここから単純に計算すると、0.3-1.85=-1.55%

あなたが何も考えずに銀行の預金に預けているときに、世間の物価はコロコロと上がっていき、あなたのお金は額面こそ変わらないものの、こうしてどんどんその価値は減っていっているのです。

まとめると

投資しないことの3大リスク
  1. インフレリスク
  2. 為替リスク
  3. 増税リスク

があります。これをしっかりと頭にいれておいてください。

投資をする第一の理由

上であげた例からわかるようにあなたが投資をする第一の理由として、あなたの持っているお金をインフレによって目減りさせないためにインフレ率を上回る利回りで運用することです。

投資というと、どうしても100万円を5年で1億にしたとか、1年で2000万円損したとか派手な話が耳についてしまい、それがかえってやってみたいけど不安を煽っている原因なんだと思います。しかしTwitterやインターネットで出回っているような儲け話や損した話は投資ではなくてほとんど投機です。

投資はもっと長い目線で考えていきます。時間を味方につけることで、リスクを大きく減らすこと可能なうえにチャンスが広がります。

この時間を味方につけずに短期間で利益を得ようとすればするほどリスクが高まり一発逆転のチャンスも大きくなるものの損する可能性も大きくなります。

まずは派手に稼ぐことではなくてインフレ率を上回る利回りで、持っているお金の価値を減らさないようにする。

これを頭に叩き込んでください。

投資をする第二の理由

これは上で既に述べたのですがピケティの『r>g』です。

つまり、繰り返しになりますが、【労働による収入増より、金融資本による収入の方が増えるスピードが速い】のです。

金融資本を持たない限り、一生泥のように働き続けるか、少ない年金で老後を慎ましく暮らさなければならない状況が既に来ています。

時間を味方につければリスクを小さくできること、金融収入は労働よりも早いスピードで増えることを念頭に入れれば、なるべく早くから投資に取り掛かった方がいいです。

投資はあなたの代わりにお金に働いてもらうということなので、あなたの分身であるお金がより有効に活用されるためにいかに時間が重要かお分かりいただけると思います。

この『r>g』が投資をする第二の理由なのですが、これにはもうひとつ意味があります。

規模の経済性という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

例えばあなたは100万円を持っていて1年間で10%増やせたとします。つまり、100×10%=10万円増やすことができました。

では、1000万円持っている人ではどうでしょうか。

1000万円から10万円稼ぐには僅か1%を目指せばいいのです。

同じように1000万円もっている人がたまたま同じ株を持っていて1年で10%増えたとすると100万円の利益になります。

ここでは説明のために税金などを考慮しない単純化したモデルを使っているのですが、大枠は現実世界でも当てはまります。

ここで、利益が10万と100万で10倍も違いますよね。

じゃああなたの体も10倍、胃袋も10倍になって食費も10倍になるでしょうか。なりませんよね。

なので、極端な贅沢をしない限り、生活の中で発生する固定費というのは1Rの賃貸からタワマンに引っ越すようなことがない限り極端に上がることはあまりありません。

従って、利益は10倍になっても使うお金はさほど変わらないので残るお金も大きくなります。

残るお金が大きくなり『r>g』で運用をし続けると、仕事で稼ぐ額よりも金融資産が生み出す利益が大きくなり始めます。これが規模の経済性の最大のメリットです。

投資できる元本が大きくなればなるほど、より少なりリスクで生活費を十分に賄える利益を生み出し続けるということ。

そうなれば、アーリーリタイアも夢ではなくなります。

簡単なモデルとして、アーリーリタイアするのに必要な金額をざっくりと計算してみましょう。

例えば、今あなたが年収400万円で生活していた場合、

年利、3%で運用でできる腕があれば

400万÷3%=約1億3333万

元本が1億3333万あれば、これを切り崩すことなく、年間400万円の不労所得で生活をすることができます。

一年間に欲しい不労所得の金額Xを利回りのY%で割ると必要な元本Zが計算できます。

必要元本Z = 希望不労所得X÷利回りY

仮に10%で運用できた場合だと

400万÷10%=4000万円

4000万円を10%で毎年運用できれば400万円の不労所得を手にできる計算です。

つまり、元本Zを大きくするか、運用利回りYを大きくする、またはその両方で労働以外からの所得を大きくすることができます。

魔術的なお金

これまで見てきた中で繰り返し僕はお金には裏付けとなるものがあって、それによって価値が決まり、貨幣の多寡が決まると言ってきました。

でも、投資の場合はどうでしょうか。

僕達は労働によって価値を生み出し、その裏付けとしてお金を得て、そのお金を使って何かを購入して新たな価値を手に入れるのでした。

しかし、投資に注目すると、お金を増やすためにお金を使っているのです。

現代では金融商品が複雑になり、いわゆるデリバティブと呼ばれる非常にリスクの高い金融商品もあります。

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットはデリバティブをこう呼びました「WMD(Weapons of Mass Destruction)」つまり、大量破壊兵器です。

これは2008年サブプライムローン問題に端を発したリーマンショックでどれだけの人々が不幸な目にあったのか言うまでもなく、その引き金となったのが複雑なデリバティブなのです。

このようにして、人々はより短期間にお金を使ってお金を稼ぐ方法を開発してきました。ここには僕がずっと言ってきた裏付けとなるものをはるかに超える金額で取引されることがよくあります。それがレバレッジとか信用取引と言うのですが、この信用が崩壊するときに、リーマンショックの時のように人々にしわ寄せが来るのです。

持っていないものを持っているかのようにして取引を行ったり、本来価値をはかり保存し交換するためのお金が、その機能を超えて自己増殖(分裂)するかのようになった結果、お金は魔術的なものになったのです。

これからの在り方

これからもずっとお金は必要になってくると思います。

しかし、ただ労働して賃金を得ているだけでもこれから先のことは誰も保証してくれません。

僕達のように現在20代は年金すら怪しいと囁かれ、それにも関わらず国民年金の支払額は増えていく一方です。

最終的に自分、家族、大事な人を守れるのは自分だけです。

働くことによる労働収入に加えて金融収入やその他副収入を作らないと会社に依存しているだけの労働ではAIの台頭と相まってさらに厳しくなっていくことが予想されます。

今回はお金の基礎知識だけでしたが、これからさらにお金に関するコンテンツを増やし、一人でも多くの方により豊かな人生を送られるように情報を発信していきたいと思います。

こちらも併せてどうぞ!きっとお役に立てるとおもいます。

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