歩き遍路コンプリートガイド

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こんにちはだいごです。

2017年の2月17日から3月27日まで間歩き遍路で四国を一周した私ですが、歩き遍路に興味があるけど、「アウトドアしたことがない」「そんな長旅するにはどこからはじめればいいの?」「どれくらいの予算が必要なの?」「危険じゃないの?」等々まとめてお答えしていきたいと思います。

歩き遍路を始めるコツ

お遍路、四国巡礼と言うとなんだか宗教じみて敷居が高くて一般人でなんの知識もない僕、私でも大丈夫?と思うかもしれませんがはっきり言って大丈夫です。何の心配もいりません。

僕が歩き遍路をしていて、また歩き遍路を終えて「実はやってみたかったんだよね」という人の決まり文句は95%くらい「時間がないから」「若くないから」に尽きます。

ぶっちゃけ行ってしまえばいいのです。僕は4月から新卒として会社で働くことになっていたのですが、研修をぶっちして四国を歩いていましたからね。

で、1年後の今は会社を辞めてこうしてフリーでブログを書いています。

これから先の人生の中で今この瞬間が最も若いのです。83歳で孫が12人いるという方で3回目の歩き遍路に挑戦中の方もいました。歩き遍路を始めたのも70過ぎてからと言っていたので人生で何かを始めるのに遅すぎることはないと思います。特に遍路に至っては競争でもなんでもないので自分のペースでゆっくり行けばいいと思います。

今本当にやりたいことを先延ばしにすれば、その方が達成可能性は下がると思いませんか?

歩き遍路はその人のペースにもよりますが歩き通すのに約40~60日くらい掛かります。しかし、別に一回で歩き通すことを目指さなくても、区切り打ちと言って、連休中の2日間だけ行けるところまで歩くという手段もあります。また連休が取れれば、前回終えたところからまた歩き始めます。

別に歩きに拘らなくてもいいのであれば自転車やバイク、車でも可能です。車であれば10日程で回れますので、1年のうち10日間だけ捻出するのであれば、お遍路にチャレンジする可能性は広がるのではないでしょうか。

とにかくできない言い訳を見つけるよりもできるためにはどうすればいいだろうかと考える方が生産的だと思います。

お遍路と言えば白装束に菅笠を被って杖を持っているイメージですが、いきなりは抵抗がある方は、登山の延長のとしてラフな格好にザック一つで全然始められます。

考えるより行動してみた方がいいと思います。

金銭面

時間の次に問題になるのが金銭面ですね。

基本的に歩き遍路で掛かる費用としては

  • 飲食費
  • 宿泊費
  • 御朱印代
  • 準備費用

が挙げられます。この中で金銭面で最も左右されるのが宿泊費です。

宿泊費

私は野宿と善根宿を主に利用していたので宿泊費は全部で6500円で済みました。

しかし、民宿やゲストハウス、宿坊をメインに利用するのであれば、一泊4000円~7000円掛かりますので、ざっくり50日とすると20万円から35万円掛かります。

民宿や宿坊を探すのに困ることはないと思いますが、善根宿はどうやって見つけるのかはこちらの記事を参考にしてください。

歩き遍路コンプリートガイド~大事なこと~

さすがに野宿はしんどいう方は善根宿と民宿宿坊を併せて利用すればかなり宿泊費用を抑えることができるはずです。

学生で時間はあってもお金がないという場合であれば、その体力と有り余る若さを利用して野宿と善根宿がいいと思います。

野宿の場合は寝ている間に貴重品が盗まれないように注意しましょう。

私が回っているのと同じくらいで野宿しながら同じく歩き遍路をしている女子学生もいて驚きました。男子学生諸君は負けてられないぜ!(このご時世にこんなこと言うと怒られそう)

で、野宿と善根宿を利用する場合はその分お金が浮いたと思って、装備をしっかりと固めておきましょう。それでも全然おつりがくるくらいなので。

歩き遍路を始めるに当たって主に野宿をする場合の装備品は何を揃えればいいのかをこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。

歩き遍路コンプリートガイド~準備編~

御朱印代

外人だと御朱印をもらわず、ただガイドブックにそってお寺を巡っている感じの人も結構いた感じなのですが、やはり行くなら記念として88ヶ寺の御朱印は欲しいところですよね。

聞いた話では、この88ヶ寺の御朱印はかなりの高値で売れるらしく、御朱印帳を複数冊用意して回っていたりする人がいるとかいないとか

各お寺で納経代として300円掛かりますので、300×88=26400円は必ず掛かります。納経代とお財布は分けておくといいです。

それから、お賽銭で行く前に小銭を用意しておくといいと思います。私は家を出る前にこれを忘れてしまいましたが笑

これはお気持ちで

飲食費

飲食費については人それぞれかついかようにも工夫できるのでいくらかかるとは具体的に言えないのが現実です。

基本的に3食で各1000円とで50日だと3×1000×50=15万円

1食500円換算だと半分な/ので7.5万円

という計算になりますが、私は5万も使ったかどうかというのが正直なところです。

何故なら、四国にはお接待という文化があり、食べ物を一番よく頂いたというのと、野宿で自炊していたので食費を安く抑えられました。何を使って、どんな食事をとっていたのかは歩き遍路コンプリートガイド~準備編~の食事についてのところを参考にしてください。

民宿を利用する場合、相場では素泊まりで4300円、二食(朝夕)付きで6500円くらいです。

準備費用

野宿善根宿利用の場合で、アウトドアを普段しない場合、1から準備を始めることになるのでここが一番費用が掛かるところだと思います。しかし、そこそこいいものを揃えても日数で割れば大した金額にはならないと思います。

何を揃えるのかにもよりますが大体

5~10万円程で見積もっておくといいと思います。

ザックやシュラフ、マット等のアウトドアの基本装備は歩き遍路コンプリートガイド~準備編~を参考にしていただいて、お遍路になるための白装束や菅笠等を準備をするときには歩き遍路コンプリートガイド~お遍路基礎スタイル~を参考にしてください。

考え方として、例えば3万円のシュラフ(寝袋)を買ったとしても、50日使えば一日当たり600円です。そう考えれば、高い買い物ではないと思います。

遍路は危険か?

遍路は危険かどうかでいえば危険でしょう。たとえ車で回るとしても事故が起こらないとは限りません。

なのに歩き遍路では、険しい山道を歩きますし距離にして1200km、約二カ月間歩くのですから常に危険を伴います。

雨後の山道では地面がぬかるんでいるので大変滑ります。私も斜面を登っていて何回も足を滑らしました。

そんな時に助けてくれたのが杖です。転ばぬ先の杖とはよく言ったもので、ほんとうに杖のおかげで足は滑らしても転倒することは一度もありませんでした。

しかし、場所によっては本当に命の危険すら伴う場所が多々あります。山道では道が崩れて細くなっているようなところもありますし、一番最後の女体山では本当にこんなところを登るのか?という山というかむしろ崖のようなところもあります。

雨が降ってぬかるんでいるときや道が崩れているところなど避けて通れない危険な場所もあるのですが、できるだけ安全地帯を行くようにしましょう。

山道ではなく国道を行ける時はそちらを選んだ方が時短かつ安全に歩みを進められるところもあります。この点に関しては地元の人に聞くのが一番いいです。

いや、この点だけに限らず、おいしいお店でもなんでも地元の人に聞くのが一番です!

道に関してはショートカットや危険なルートを教えてくれますし、私は通れなくなってる道等も道中であらかじめ教えてもらうことができ、本当に助かりました。

まとめ

歩き遍路はアウトドアをしたことがない人でも誰にでも挑戦はできます。歩き通せる保証は私にはできません。私も当初は不安で一杯でした。それでも、地元の方々や先達に助けられながら、なんとか歩き通すことができたのです。

お遍路をするのであれば、これまでもこれからも歩き遍路が一番いいと思っていますし、本当に沢山の出会いと感動に加えて色んな経験を積むことができるので、1回行くだけで人生最高の思い出ができること間違いなしです。

スマホ画面を覗いているだけでは感じることのできない風や香りを感じ、動植物の囁きに耳を澄ませ、5感を研ぎ澄まして歩くことを楽しんでください。

それではよい旅路を。

 

 

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